おすすめの本「人は聞き方が9割」
こんにちは
読書の秋というのもありますが、ここ半年ほど本の魅力に気づき、読書に耽ております。
そんな私がここ最近読んだ中でおすすめの本をご紹介したいと思います。
それがこちらの「人は聞き方が9割」です。
この本のタイトルを見て私は真っ先にこう思いました。
「聞き方が9割なら話し方が1割なのか…。」
ですが、この本をご存じの方なら”人は話し方が9割”という本も知っている方も多いと思います。
(実際に私も購入しています。)
結局どっちが大事なのか。
では、一体なぜこのようなタイトルにしたのか。
私の疑問は深まるばかりでした。
ですが、読み進めていくうちにその答えを著者の永松さんはちゃんと記してくれてました。
今回はこの本の簡単な要約とその感想お伝えできたらと思います。
①なぜ「聞く人」はうまくいくのか
この記事を読んでくださっている方も誰しもは一度は「ねえ、聞いてる?」と言われたことがあると思います。
私もかなりリアクションが薄いタイプなので今でもよく言われてしまいます。笑
では、なぜこのようなすれ違いが起きてしまうのか。それは話し手は”感情”を聞いて欲しいのに対し、聞き手は”言葉”を聞いているからです。
そもそも人はみな話したい生き物であり、話すことは気持ちいいのです。
だからこそ、聞く人はうまくいくのです。
②人に好かれる人の聞き方
著者の永松さんはこの本で最も伝えたいテーマとして
「人は安心感をくれる人を好きになる」
と述べています。
そしてその安心感を与える人のことをリアクション美人と呼んでいます。
では、そのリアクション美人になるにはどうしてらいいのか。それは魔法の傾聴をしているからだそうです。
魔法の傾聴は5つの聞き方があると言われてます。
1.表情
会話をしている時の自分の表情を豊かにする
2.うなずき
タイミングのいいうなずきこそが、相手の深い話を引っ張り出す
3.姿勢
話を聞く姿勢を整えると、心も聞く姿勢になっていく
4.笑い
人は自分の話を笑って聞いてくれる人のことを好きになる
5.感賛(感嘆+賞賛)
上手な「感賛」ができるかどうかで、その後の会話の盛り上がりが変わる
③嫌われない聞き方
人とコミュニケーションを取っていくためにまず大切なこととして永松さんは
「好かれる前に、まずは嫌われないこと」
だと記してあります。
そして聞き上手な人は次の9つをやらないと言ってます。
- (話を)否定しない
- 押し付けない
- 競わない
- (結論を)急かさない
- 答えを言わない
- (話を)遮らない
- ツッコまない(心を折るツッコミをしない)
- 干渉しすぎない
- (秘密を)漏らさない
④「また会いたい」と思われる人の聞き方
実は話を聞くということは、それほどスキルはそれほど重要ではありません。
それよりも大切なのはメンタル。つまり聞く時の心の在り方なのです。
そのためには敬意を持って聞くこと、そして好奇心を持って聞くことが重要なのです。
そして、私達の生活はITの発達によりSNSで自分の思いや情報を発信しやすい時代となりました。
それと同時に一人ひとりの表現欲求も高まってきてます。
だから人は無意識に安心できる場所を探し続けているのです。
最後に
いかがだったしょうか?
一通り大事だと思ったところを要約しましたが、まだまだお伝えできてない部分はたくさんあります。
気になった方は是非購入を検討してみてください!
私も基本的にはとても口下手で人とコミュニケーションを取るのにはとても苦手意識があります。
ですがこの本を読んだことによって口下手でも構わないし、それよりも聞き方を磨く方が大事だとわかりました。
これからは私も人に安心感を与えられるようになりたいです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!